お酒のツクダ酒店"

うまいもん職人の声

うまいもん職人の佃 信人

杉原川東岸、春日橋からすぐの国道427号線沿いに、「氷温熟成」で知られる「ツクダ酒店」があります。 「氷温熟成」とは、二代目、佃信人さんが編み出した「日本酒を飲み頃になるまで熟成させる」技のこと。 お酒を低温状態で寝かせることでエグミがとれてまろやかになったり、お米の香りや風味が豊かになるなど、それぞれの銘柄が持つおいしさをより際立たせることができるといいます。

そして、飲み頃を判断するのは職人の舌。 佃さんは酒造家も一目置くほどの利き酒名人で、銘柄はもちろん、どんな麹か、発酵タンクの素材は何かなどまで利き当てることができるそうです。

「山田錦をつくったり、酒蔵へ行ったり、氷温熟成したり・・・そんなおいしいお酒を提供する過程が楽しくて仕方ない。酒蔵の大将や低温精米の職人さんなど、関わった人みんなが誇りを持てるようながお酒がつくれたらホンマにしあわせや」。 自分が納得できるものだけを売りたいという誇り高い仕事ぶりは、姫路や神戸などでも支持されています。近年は有機肥料の消化液で酒米を育てるSDGsな酒づくりにも取り組まれています。


聖瑞(せいずい)

聖瑞(せいずい)

佃さんが自ら育てた山田錦を100%原料米にした、ツクダ酒店オリジナルの純米吟醸酒。 醸造元は、天保6年の創業と伝わる田中酒造場(姫路市広畑区)。 歴史だけでなく、職人意識の高さでも知られる酒造場だけあって、「吟醸香がうんと出るように」「やや濃いめの味でいて雑味のないものを」という佃さんの難題にも見事に応えています。

そうして生まれた「聖瑞」は、フルーティな香りがひときわ高く、口に含むとまず甘みが立ち、そしてキレが良い。特別な日に飲みたくなるような贅沢な味わいです。 この「聖瑞」もやはり『氷温熟成』させたものを販売。 ワインのように長く寝かせるわけではなく、熟成期間や適性温度は銘柄や醸造年数などによって異なるのだそうです。 「低温熟成のお酒といっても、飲み方は人それぞれ、お好みのままに楽しんでもらって大丈夫です。ただ聖瑞のようにフルーティなお酒は、燗はせず、冷やして飲むのがいちばんです」と佃さん。オリジナル清酒は、このほか、甘口純米酒「北はりまのめぐみ」、純米吟醸酒「日本のへその緒」もあります。

また、佃さんは書道家でもあり、ラベルの文字も作品のひとつ。 「聖瑞」を贈り物にする場合、「お父さんありがとう」「ご開店 お祝い」などのオリジナルラベルを書いてもらうことも可能だとか。 ご希望の方はぜひご相談を。

【発売開始年】平成10年 通販商品一覧


ツクダ酒店

ツクダ商店のホームページ

【酒類販売管理者】 佃 信人

所在地 〒677-0014 兵庫県西脇市郷瀬町320-2
TEL 0795-22-5847
FAX 0795-23-1786
営業時間 8:30〜20:30
定休日 日曜日
アクセス 中国道・滝野社ICから国道175、427号線経由約20分/JR加古川線西脇市駅からバスで22分、郷ノ瀬停留所下車徒歩すぐ
【駐車場】有

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広域地図(うまいもんマップ)

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