杉原川に架かる市原橋からすぐの「橋本屋」は、北播磨地域で3軒ほどしかないうなぎ専門店のひとつ。 明治20年ごろに創業し、「橋のたもとにある料理屋」として蒲焼きを出していたそうです。 以来、関西に伝わる昔ながらの製法と秘伝のタレを一子相伝で継承し、うなぎ料理の名店として播磨で広く知られる存在に。
四代目か五代目という現在のご当主、宇野正洋さんが平成13年(2001)頃からメニューを増やし、うな重と大皿の蒲焼きだけだったのが、白焼きや肝吸い、かぶと煮なども登場、10月上旬〜4月上旬限定のせいろ蒸しには固定ファンもいます。
「うなぎは国内産の最上クラス(主に三河産)のみ。それを炭火だけで焼くから、表面サクサクで中ホクホク、皮はモチモチ。香りもいいでしょう」と宇野さん。 秘伝のタレは少し甘めで香ばしく、山椒がほんのりと利いています。 さらっとした見た目同様、後口もさっぱりとしており、女性やお年寄りでも一匹をぺろりと平らげたり、追加注文する人もいるそうです。
関西の伝統的な蒲焼きのなかでも、ガス火などを一切使わず、最初から最後まで炭火で焼き上げることにこだわる「橋本屋」の蒲焼きは、香り良く、味わい豊か、食感までおいしいので、小さな子どももたちまち蒲焼き好きになってしまうといいます。 秘伝のタレも「ここまでおいしいさっぱり系のタレは初めて」と驚く人が多く、ごはんなしでお酒のつまみとしていただくのもおすすめです。
栄養価が高く、それでいて低カロリーなうな重は、上の段に蒲焼きが、下の段に白ごはんが盛り付けてあり、香の物が付きます。 蒲焼き2/3匹の「松」は2,350円、1匹の「特上」は2,950円。 サイドメニューは、澄んだダシに柚子とミツバが爽やかに香る肝吸い、骨まで柔らかなかぶと煮、サクサクパリパリと香ばしく子どもにも大人気のホネなど約10種類。 10月中旬〜4月中旬はせいろ蒸し(2,400円〜)、う雑炊(2,000円)が登場します。
現在、通販は休止中ですが、うなぎの蒲焼き(1匹)と、うな重特上のテイクアウトは可能です。
【発売開始年】明治20年ごろ ● 通販商品一覧
所在地 | ● | 〒677-0003 兵庫県西脇市西田町400-9 |
TEL&FAX | ● | 0795-22-3743 |
営業時間 | ● | 11:30〜13:30 17:00〜19:30(売り切れ次第閉店) |
定休日 | ● | 不定 |
アクセス | ● | 中国道・滝野社ICから国道175、427号線経由約25分/JR加古川線西脇市駅からバスで25分、西田北口停留所下車徒歩5分 【駐車場】有 |
※HPへのリンクは新しいウィンドウが開きます。